【訂正】
JPR様からのご連絡により、記事内容を一部訂正させていただきました。
ご迷惑をおかけ致しましたことお詫び申し上げます。
2012年9月29日訂正
2012年10月1日訂正
こんにちは、北33です。
いやはや、なんとか無事、カンボジアから帰国致しました。
帰ってすぐ書こうと思ってたのですが、連チャンで用事が入ってて今になってしまいました。
さて早速記事に入りたいのですが、その前にタイトルの日本国際救急救助技術支援会について説明しなければなりません。
このJPR、聞いたことがある方や、既にご存知の方も多いかとおもいます。
日本国際救急救助技術支援会(JPR)は、発展途上国に対して救急救助の技術支援を行っておられるNPO団体です。
メンバーは現役消防士やOB、医師、看護師他の方々で、支援先の国に自律した消防体制を構築させる事を目的として、
消防・救助・救急技術の指導や、現地でのリーダーとなる人材育成などを行っておられます。
創設者の正井氏が元神戸市消防局の職員という事もあり、メンバーには神戸消防他、全国各地の隊員さんが多く在籍しておられます。
また日本の消防本部、病院関係等からのバックアップも大きく、古くなった資機材や車両はJPRを通して現地へと送られ、
支援先では最新鋭の車両として第二の人生を歩んでいます。
JPRはこれまでにザンビアやスリランカ、インドネシア、カンボジアへと技術支援を行ってこられました。
今回私が訪れたのは、現在JPRが支援に入っておられる、カンボジア軍第70旅団・RRC711という部隊です。
(この先長くなりますが、この記事を読んで頂く上でとても重要ですので、是非目を通してください。)
ところで、なぜカンボジアに技術支援を行う必要があるのでしょうか。
それは私たちの住む日本では考えられない現実が、発展途上国にはあるからです。
日本では急病や交通事故にあったとき、119番に掛ければすぐに救急隊や救助隊が駆けつけ、手厚い手当を受けながら、
病院で十分な治療が受けられます。しかしカンボジアを含め発展途上国では、通りがかりのトラックの荷台に放り込まれ、
なんの手当を受けることもなく、設備の整っていない病院に無理やり搬送されるのです。
カンボジアでは事故が起こると、それを聞きつけた民間の救急車がどこからともなく集まり、患者の奪い合いが始まるといいます。
骨が折れていようがどんな状態でもお構いなしに勝手に運び、さらにはあとから莫大な搬送料を請求してくるのです。
しかもそれだけでは済みません、病院でも年収をはるかに超えるような莫大な治療費が請求されます。
これは火災でも同じで、ひとたび火事が起こればこれも年収を超えるような額の消火料金を請求されます。
消火活動は警察の消火専門部隊が担当していますが、消火技術はとても低く、救助・救急体制は整備されていません。
しかし、JPRが支援しているRRC711(アール・アール・シー・セブン・ワン・ワン)はそれらとは違い、
日本と同じように救急技術を持った隊員がしっかりと応急手当を行いながら搬送します。
搬送先も日本からの支援が入っている第70旅団内の軍の病院で、手厚い治療を受けることができます。
もちろん料金は無料です。
火災の場合も日本の消火技術を学んだ隊員により、日本の車両・装備を駆使して消火活動にあたります。
消火だけでなく一般救助、火災救助活動も行うことができ、これも料金を請求することなどありません。
と、言うわけなんです。
一気に畳み掛けすぎてよくわからない説明になってしまいましたね(汗
噛み砕いて言うならば、つまりは
カンボジアで「事故った、倒れた、火事になったら人生詰んだも同然」→こんなのおかしい!→
日本と同じような消防体制を作れないか→JPRが支援しましょう→カンボジアトップレベルの部隊誕生
ということですね。(ごめんなさい)
もっと知りたい方は是非、日本国際救急救助技術支援会のHPをご覧下さい。
では、やっとここから本日の記事に入ります。
今回はそのカンボジアでの支援先である、カンボジア軍第70旅団の中にあるRRC711という部隊を訪問しました。
RRC711の隊員は全員ここの軍人さんで、交替で24時間勤務に当たっておられます。
車庫には日本から寄贈された車両が並んでおり、懐かしい顔ぶれも。これは後でご紹介します。
まずはカンボジア軍大将さんからのお言葉を頂いた後、防災担当である中将さんのご案内でRRC711の訓練を拝見。
さすが日本の消防から支援を受けているだけあって、ここが発展途上国であることを忘れるほどの訓練でした。
もちろん迅速性や技術を日本の消防と比べてはいけませんが、彼らはカンボジアのプロの消防士であり、
個人的には(言葉は悪いですが)田舎の消防と同じぐらいのレベルと言っても過言ではないと思います。
見せていただいた訓練は、訓練用建物を使った火災想定訓練。
3階建て建物の3階部分より黒煙が噴出(想定)し、消防隊、救助隊、救急隊が現着。
消防隊は10t水槽車を水利に2線延長し、二連梯子とかぎ付梯子で3階へと進入。
屋内での消火活動の後要救助者発見、救助隊が3階へ進入し、一箇所吊り担架水平救助の要領で地上へ救出。
すぐさま救急隊に引き継ぎ搬送開始、全員脱出して訓練終了といったものでした。
訓練終了後は消防車両の撮影と、元がどの本部のどの車だったのかを調査開始。
時間の都合もありわからなかった車両もありますが、何台かは特定しました。
ではでは長くなりすぎてますので、写真をご紹介します。
※今回は軍施設内という事もあり、RRC711の隊員、車両、訓練施設以外にはぼかしを強めに掛けております。
整列して出迎えてくださったRRC711の皆さん。

訓練の様子。進入隊員は防火服、空気呼吸器を着装して完全武装。
ちなみに酸素呼吸器なども寄贈されているそうです。

二連梯子とかぎ付梯子を活用して3階へと進入。

二線延長したうちの一線により援護注水を実施。

屋内進入した隊員により室内から放水中。
この屋内進入を伴う消火活動は高度な技術と装備を要するため、カンボジアではRRC711にしか行えないそうです。

要救助者発見。救助隊が3階へと進入し、かぎ付梯子に支点を取り救出開始。
要救助者役が人形じゃなくて生身の人間である辺りに、隊員さんたちの自信を感じますね。
さらにはネックカラーによる頚椎固定も実施済み。こんなこと発展途上国でやってる所はまず無いでしょう。

地上へおろしたあとは、救急隊がバックボード代わりにスクープストレッチャーで全身固定し車内収容。
このあと進入隊員が脱出し、全員整列して訓練終了。最初から最後まで日本の消防と同じように動いていました。


ここからはRRC711に配備されている車両をご紹介します。
どうやらここ以外にも新しくできた分署にも何台かあるみたいです。が、ここしか行ってませんのであしからず。
あとRRC711の隊員さんから、「日本の皆さんへ心からの感謝を伝えてください」と頼まれました。
僭越ながら、RRC711の隊員さんに代わり私から皆様へとお伝え致します。
さて、車両紹介のトップバッターはいきなりこの子。
RRC711の隊員さんに聞くと、「もう最高にいい車!カンボジアでここにしか無いんだ、僕たちの誇りだよ!」
と、テンション高めに語ってくださいました。本当に日本の消防本部のご英断に感謝感謝です。
ちなみに20年前は日本初の50m級梯子車としてデビューしたこの車ですが、
日本での仕事を終えたあと、今度はカンボジア初の50m級梯子車として第二の人生を歩み始めています。
あととなりに写っている緑の車は胃部検診車。


小型ポンプ車。

小型ポンプ車。

小型ポンプ車。

そして日本でもお馴染み救助工作車。
この子の更新車、まだ撮影できてないというか見たことすらないんだよなぁ・・・早く撮りに行かないと。

ポンプ車。

ポンプ車(タンク車?)。

化学車。

ハイエースベースの車両ですが、恐らくもともと日本のどっかの消防車というわけではないでしょう。

こちらはカンボジア製?ロシア製?の水槽車。今は使ってないそうです。

で、代わりに使っているのがこの子。
この子も現地の隊員さんから大好評で、エンジンが素晴らしいと喜んでおられました。

消防車最後はこちら。
水利不足のカンボジアでは、この2台の10t水槽車が主力となります。

続いて高規格救急車。いったいここは何台車持ってるんだ。

高規格救急車。

高規格救急車。

救急車はもう一台ありますが、韓国製なのでまぁ紹介はいいでしょう。
これも隊員さんに「日本製と韓国製、使ってみてどっちがいいか」と聞いてみましたが、わかりきった答えが返ってきました。

と、以上が車両紹介でした。何台持ってるんだよここはw
てなわけでこの辺で今回の記事はおしまいにしたいと思います。
現在HPを作り替えている最中なのでこのブログがメインでの活動となりますが、何卒ご了承ください。
ちなみにHP、まだトップページしかできてません(笑
もしかしたらトップページだけ新調してあとはそのままで再開になるかも・・・
ま、気を取り直して、明日(22日)は午前中の兵庫県消防学校「査閲」、午後の神戸市消防学校「訓練披露会」を撮影してきます。
この模様はまた後日ご紹介できるかと思いますのでお楽しみに。 では(o・・o)/
JPR様からのご連絡により、記事内容を一部訂正させていただきました。
ご迷惑をおかけ致しましたことお詫び申し上げます。
2012年9月29日訂正
2012年10月1日訂正
こんにちは、北33です。
いやはや、なんとか無事、カンボジアから帰国致しました。
帰ってすぐ書こうと思ってたのですが、連チャンで用事が入ってて今になってしまいました。
さて早速記事に入りたいのですが、その前にタイトルの日本国際救急救助技術支援会について説明しなければなりません。
このJPR、聞いたことがある方や、既にご存知の方も多いかとおもいます。
日本国際救急救助技術支援会(JPR)は、発展途上国に対して救急救助の技術支援を行っておられるNPO団体です。
メンバーは現役消防士やOB、医師、看護師他の方々で、支援先の国に自律した消防体制を構築させる事を目的として、
消防・救助・救急技術の指導や、現地でのリーダーとなる人材育成などを行っておられます。
創設者の正井氏が元神戸市消防局の職員という事もあり、メンバーには神戸消防他、全国各地の隊員さんが多く在籍しておられます。
また日本の消防本部、病院関係等からのバックアップも大きく、古くなった資機材や車両はJPRを通して現地へと送られ、
支援先では最新鋭の車両として第二の人生を歩んでいます。
JPRはこれまでにザンビアやスリランカ、インドネシア、カンボジアへと技術支援を行ってこられました。
今回私が訪れたのは、現在JPRが支援に入っておられる、カンボジア軍第70旅団・RRC711という部隊です。
(この先長くなりますが、この記事を読んで頂く上でとても重要ですので、是非目を通してください。)
ところで、なぜカンボジアに技術支援を行う必要があるのでしょうか。
それは私たちの住む日本では考えられない現実が、発展途上国にはあるからです。
日本では急病や交通事故にあったとき、119番に掛ければすぐに救急隊や救助隊が駆けつけ、手厚い手当を受けながら、
病院で十分な治療が受けられます。しかしカンボジアを含め発展途上国では、通りがかりのトラックの荷台に放り込まれ、
なんの手当を受けることもなく、設備の整っていない病院に無理やり搬送されるのです。
カンボジアでは事故が起こると、それを聞きつけた民間の救急車がどこからともなく集まり、患者の奪い合いが始まるといいます。
骨が折れていようがどんな状態でもお構いなしに勝手に運び、さらにはあとから莫大な搬送料を請求してくるのです。
しかもそれだけでは済みません、病院でも年収をはるかに超えるような莫大な治療費が請求されます。
これは火災でも同じで、ひとたび火事が起こればこれも年収を超えるような額の消火料金を請求されます。
消火活動は警察の消火専門部隊が担当していますが、消火技術はとても低く、救助・救急体制は整備されていません。
しかし、JPRが支援しているRRC711(アール・アール・シー・セブン・ワン・ワン)はそれらとは違い、
日本と同じように救急技術を持った隊員がしっかりと応急手当を行いながら搬送します。
搬送先も日本からの支援が入っている第70旅団内の軍の病院で、手厚い治療を受けることができます。
もちろん料金は無料です。
火災の場合も日本の消火技術を学んだ隊員により、日本の車両・装備を駆使して消火活動にあたります。
消火だけでなく一般救助、火災救助活動も行うことができ、これも料金を請求することなどありません。
と、言うわけなんです。
一気に畳み掛けすぎてよくわからない説明になってしまいましたね(汗
噛み砕いて言うならば、つまりは
カンボジアで「事故った、倒れた、火事になったら人生詰んだも同然」→こんなのおかしい!→
日本と同じような消防体制を作れないか→JPRが支援しましょう→カンボジアトップレベルの部隊誕生
ということですね。(ごめんなさい)
もっと知りたい方は是非、日本国際救急救助技術支援会のHPをご覧下さい。
では、やっとここから本日の記事に入ります。
今回はそのカンボジアでの支援先である、カンボジア軍第70旅団の中にあるRRC711という部隊を訪問しました。
RRC711の隊員は全員ここの軍人さんで、交替で24時間勤務に当たっておられます。
車庫には日本から寄贈された車両が並んでおり、懐かしい顔ぶれも。これは後でご紹介します。
まずはカンボジア軍大将さんからのお言葉を頂いた後、防災担当である中将さんのご案内でRRC711の訓練を拝見。
さすが日本の消防から支援を受けているだけあって、ここが発展途上国であることを忘れるほどの訓練でした。
もちろん迅速性や技術を日本の消防と比べてはいけませんが、彼らはカンボジアのプロの消防士であり、
個人的には(言葉は悪いですが)田舎の消防と同じぐらいのレベルと言っても過言ではないと思います。
見せていただいた訓練は、訓練用建物を使った火災想定訓練。
3階建て建物の3階部分より黒煙が噴出(想定)し、消防隊、救助隊、救急隊が現着。
消防隊は10t水槽車を水利に2線延長し、二連梯子とかぎ付梯子で3階へと進入。
屋内での消火活動の後要救助者発見、救助隊が3階へ進入し、一箇所吊り担架水平救助の要領で地上へ救出。
すぐさま救急隊に引き継ぎ搬送開始、全員脱出して訓練終了といったものでした。
訓練終了後は消防車両の撮影と、元がどの本部のどの車だったのかを調査開始。
時間の都合もありわからなかった車両もありますが、何台かは特定しました。
ではでは長くなりすぎてますので、写真をご紹介します。
※今回は軍施設内という事もあり、RRC711の隊員、車両、訓練施設以外にはぼかしを強めに掛けております。
整列して出迎えてくださったRRC711の皆さん。

訓練の様子。進入隊員は防火服、空気呼吸器を着装して完全武装。
ちなみに酸素呼吸器なども寄贈されているそうです。

二連梯子とかぎ付梯子を活用して3階へと進入。

二線延長したうちの一線により援護注水を実施。

屋内進入した隊員により室内から放水中。
この屋内進入を伴う消火活動は高度な技術と装備を要するため、カンボジアではRRC711にしか行えないそうです。

要救助者発見。救助隊が3階へと進入し、かぎ付梯子に支点を取り救出開始。
要救助者役が人形じゃなくて生身の人間である辺りに、隊員さんたちの自信を感じますね。
さらにはネックカラーによる頚椎固定も実施済み。こんなこと発展途上国でやってる所はまず無いでしょう。

地上へおろしたあとは、救急隊がバックボード代わりにスクープストレッチャーで全身固定し車内収容。
このあと進入隊員が脱出し、全員整列して訓練終了。最初から最後まで日本の消防と同じように動いていました。


ここからはRRC711に配備されている車両をご紹介します。
どうやらここ以外にも新しくできた分署にも何台かあるみたいです。が、ここしか行ってませんのであしからず。
あとRRC711の隊員さんから、「日本の皆さんへ心からの感謝を伝えてください」と頼まれました。
僭越ながら、RRC711の隊員さんに代わり私から皆様へとお伝え致します。
さて、車両紹介のトップバッターはいきなりこの子。
RRC711の隊員さんに聞くと、「もう最高にいい車!カンボジアでここにしか無いんだ、僕たちの誇りだよ!」
と、テンション高めに語ってくださいました。本当に日本の消防本部のご英断に感謝感謝です。
ちなみに20年前は日本初の50m級梯子車としてデビューしたこの車ですが、
日本での仕事を終えたあと、今度はカンボジア初の50m級梯子車として第二の人生を歩み始めています。
あととなりに写っている緑の車は胃部検診車。


小型ポンプ車。

小型ポンプ車。

小型ポンプ車。

そして日本でもお馴染み救助工作車。
この子の更新車、まだ撮影できてないというか見たことすらないんだよなぁ・・・早く撮りに行かないと。

ポンプ車。

ポンプ車(タンク車?)。

化学車。

ハイエースベースの車両ですが、恐らくもともと日本のどっかの消防車というわけではないでしょう。

こちらはカンボジア製?ロシア製?の水槽車。今は使ってないそうです。

で、代わりに使っているのがこの子。
この子も現地の隊員さんから大好評で、エンジンが素晴らしいと喜んでおられました。

消防車最後はこちら。
水利不足のカンボジアでは、この2台の10t水槽車が主力となります。

続いて高規格救急車。いったいここは何台車持ってるんだ。

高規格救急車。

高規格救急車。

救急車はもう一台ありますが、韓国製なのでまぁ紹介はいいでしょう。
これも隊員さんに「日本製と韓国製、使ってみてどっちがいいか」と聞いてみましたが、わかりきった答えが返ってきました。

と、以上が車両紹介でした。何台持ってるんだよここはw
てなわけでこの辺で今回の記事はおしまいにしたいと思います。
現在HPを作り替えている最中なのでこのブログがメインでの活動となりますが、何卒ご了承ください。
ちなみにHP、まだトップページしかできてません(笑
もしかしたらトップページだけ新調してあとはそのままで再開になるかも・・・
ま、気を取り直して、明日(22日)は午前中の兵庫県消防学校「査閲」、午後の神戸市消防学校「訓練披露会」を撮影してきます。
この模様はまた後日ご紹介できるかと思いますのでお楽しみに。 では(o・・o)/
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今日は9月1日、防災の日です。
お久しぶりです、北33です。
先日長期の東京滞在から帰ってきまして、やっとこさブログを書けます(汗)
とはいえ今日からまた1週間ほど、今年二度目となるカンボジアへと行って来るのですがががが。
というわけで大変申し訳ありませんが、その間はご連絡等頂きましてもご対応が出来ませんのでなにとぞご了承ください。
さて、ツイッター等々でつぶやいたりもしていました通り、先月9日に和歌山県へと撮影に行って参りました。
目的は御坊市消防本部の化学車三点セット。更新間近の車なので予てから写真に収めたいと思っておりましたが、
丸一日休みが出来たのでこの機会にと朝から行ってきました。
朝車で出発し、神戸から御坊市までおよそ3時間ほどで到着。

裏の車庫へと案内していただくと・・・ お!居ました居ました、お目当ての化学車三点セット。

高所放水塔車の大型はしご車「黒潮1」

大型化学車「黒潮2」

泡原液搬送車「黒潮3」

いやはや、3台とも貫禄が・・・。
残念ながら全景写真は撮れませんでしたが、西95さんのサイトや枚方Rさんのサイトには全景写真が載ってますので、
「なんじゃこりゃ、こんな前だけ写した写真なんかイラン!」という方は是非そちらをチェックしてください(笑)
私の中での決まりとして、自ら車庫出しはお願いしない様にしています。なので、「車はこのままでいいよね?」と言われたら無理にお願いは出来ません。
私の勝手なポリシーに過ぎませんが、ご理解のほどお願いいたします。
ちなみにこの御坊市消防本部、こんな珍しい車もありました。
クロ●コヤ●トとかの宅配トラックみたいな水難救助車。

さらには日産スーパーアンビュランス

さらにさらに初代日産パラメディックまで

しかもこれら救急車はメインの3世代目ハイメディックとともに3台体制で備える現役車というからさらに驚き。
そして次に訪れた日高広域消防事務組合消防本部ではパラメディックⅡを発見!

恐るべし和歌山。
こちらもなかなか古い救助工作車。シャッターデザインも昔ながらのシンプル・イズ・ベスト。

続いて湯浅広川消防組合消防本部へ。


救急車の車庫には津波に対する警戒用にこの場所の海抜が記されていました。
湯浅広川が管轄する広川町といえば、有名な「稲むらの火」の舞台になったところですね。

湯浅広川消防組合のあとは、有田市消防本部化学基地出張所へ。
ここにも化学車三点セットがあり、古いはしご車がいるはずなのですが…。
この日は本署から指揮車等も来ていて、何やら訓練をされておられました。

突然の訪問にも関わらず、大変親切に対応して頂きました。
隊員さんのご厚意により車庫の救助工作車を出していただくと、その後ろには・・・

居ました、高所放水塔車の大型はしご車。
先ほどの御坊市の車両は実戦出動したことはないそうですが、こちらは何度か実戦での放水も行ったそうです。

一緒に配備されている三点セット。
大型化学車と泡原液搬送車は何年か前に新しい車に変わったのですが、はしご車更新の予定はまだないそうです。

化学基地出張所のあと、有田市消防本部本署をチラっと。

時間も車両もなかったので急いで次へ。
景色のとてもきれいな海岸沿いを走り、30分ほどで海南市消防本部へ。
めちゃくちゃ立派な建物ですね。

しかも正面車庫には大型はしご車と大型屈折化学高所放水車(大型化学車と屈折放水塔車の2コ1)がでデデーンと。

さらには裏の車庫にも消防車・救急車がずらり。
でもこれだけの車両があっても、勤務人員数の関係で同時に動かせる車は救急車1台と他2台までだそうです。

ちなみにここに配備されている救助工作車、シャッターデザインが左右で違うという珍しいもの。
左側面が見づらいですが、分かりますでしょうか?



さぁ、海南市に着いたあたりから西日がきつくなってきました。
和歌山県下消防巡り、最後は和歌山市消防局中消防署へ。

救助工作車「たかつし」
なにやらこの撮影の何日か後、緊急走行中に事故にあったとか。怪我は無かったと聞いています。

小型ポンプ車「さわ風」

中消防署を撮影したところで、この日の撮影は終了。
和歌山インターから2時間ほどで神戸へと帰って参りました。
あれ、なんか今回の記事はあまり面白い要素もなく淡々とご紹介してしまった様な(汗)
また次の更新では何かしらご紹介できるかもしれませんので、またご期待ください。
あ、そうそう、どうも水上署に専任の指揮隊が出来たっぽい雰囲気があります。
専用の指揮車は配備されていないようですが、水上70というコールサインを確認しています。
もしかしたら水上1か水上5、神消2あたりが水上管内では水上指揮隊車扱いになるのかも?
まだ調べたわけではないので何とも言えませんが、何かご存知の方は教えてやってください。
そしてもう一つ。
神戸市入札結果に以下のものを確認しています。
はしご車50m級って・・・西18は30m級に更新されるかもって話だったんだけどなぁ。
西区も確かに高層ビルあるけど、それより北本署への小型梯子車配備の話はどうなったのか(笑)
どんどん後回しにされて、未だに使いづらいデッキ型高所活動車を使わされる北署かわいそすぎるw
【入札結果】
化学車 西14と東灘13は確実でしょう。
50m級はしご車 たぶん中央18と同じ様な物になるでしょうね。
救急車積載備品 金額的に長田95+αだろうか?
デジタル無線受令機 消防団についにデジタル受令機が!
いやぁ、今年も新車が楽しみな時期になってきましたね。
総務省消防庁からの貸与車両も楽しみです。
おっと、長くなりすぎましたね。
ではではこの辺で。またの更新をお楽しみに!
お久しぶりです、北33です。
先日長期の東京滞在から帰ってきまして、やっとこさブログを書けます(汗)
とはいえ今日からまた1週間ほど、今年二度目となるカンボジアへと行って来るのですがががが。
というわけで大変申し訳ありませんが、その間はご連絡等頂きましてもご対応が出来ませんのでなにとぞご了承ください。
さて、ツイッター等々でつぶやいたりもしていました通り、先月9日に和歌山県へと撮影に行って参りました。
目的は御坊市消防本部の化学車三点セット。更新間近の車なので予てから写真に収めたいと思っておりましたが、
丸一日休みが出来たのでこの機会にと朝から行ってきました。
朝車で出発し、神戸から御坊市までおよそ3時間ほどで到着。

裏の車庫へと案内していただくと・・・ お!居ました居ました、お目当ての化学車三点セット。

高所放水塔車の大型はしご車「黒潮1」

大型化学車「黒潮2」

泡原液搬送車「黒潮3」

いやはや、3台とも貫禄が・・・。
残念ながら全景写真は撮れませんでしたが、西95さんのサイトや枚方Rさんのサイトには全景写真が載ってますので、
「なんじゃこりゃ、こんな前だけ写した写真なんかイラン!」という方は是非そちらをチェックしてください(笑)
私の中での決まりとして、自ら車庫出しはお願いしない様にしています。なので、「車はこのままでいいよね?」と言われたら無理にお願いは出来ません。
私の勝手なポリシーに過ぎませんが、ご理解のほどお願いいたします。
ちなみにこの御坊市消防本部、こんな珍しい車もありました。
クロ●コヤ●トとかの宅配トラックみたいな水難救助車。

さらには日産スーパーアンビュランス

さらにさらに初代日産パラメディックまで

しかもこれら救急車はメインの3世代目ハイメディックとともに3台体制で備える現役車というからさらに驚き。
そして次に訪れた日高広域消防事務組合消防本部ではパラメディックⅡを発見!

恐るべし和歌山。
こちらもなかなか古い救助工作車。シャッターデザインも昔ながらのシンプル・イズ・ベスト。

続いて湯浅広川消防組合消防本部へ。


救急車の車庫には津波に対する警戒用にこの場所の海抜が記されていました。
湯浅広川が管轄する広川町といえば、有名な「稲むらの火」の舞台になったところですね。

湯浅広川消防組合のあとは、有田市消防本部化学基地出張所へ。
ここにも化学車三点セットがあり、古いはしご車がいるはずなのですが…。
この日は本署から指揮車等も来ていて、何やら訓練をされておられました。

突然の訪問にも関わらず、大変親切に対応して頂きました。
隊員さんのご厚意により車庫の救助工作車を出していただくと、その後ろには・・・

居ました、高所放水塔車の大型はしご車。
先ほどの御坊市の車両は実戦出動したことはないそうですが、こちらは何度か実戦での放水も行ったそうです。

一緒に配備されている三点セット。
大型化学車と泡原液搬送車は何年か前に新しい車に変わったのですが、はしご車更新の予定はまだないそうです。

化学基地出張所のあと、有田市消防本部本署をチラっと。

時間も車両もなかったので急いで次へ。
景色のとてもきれいな海岸沿いを走り、30分ほどで海南市消防本部へ。
めちゃくちゃ立派な建物ですね。

しかも正面車庫には大型はしご車と大型屈折化学高所放水車(大型化学車と屈折放水塔車の2コ1)がでデデーンと。

さらには裏の車庫にも消防車・救急車がずらり。
でもこれだけの車両があっても、勤務人員数の関係で同時に動かせる車は救急車1台と他2台までだそうです。

ちなみにここに配備されている救助工作車、シャッターデザインが左右で違うという珍しいもの。
左側面が見づらいですが、分かりますでしょうか?



さぁ、海南市に着いたあたりから西日がきつくなってきました。
和歌山県下消防巡り、最後は和歌山市消防局中消防署へ。

救助工作車「たかつし」
なにやらこの撮影の何日か後、緊急走行中に事故にあったとか。怪我は無かったと聞いています。

小型ポンプ車「さわ風」

中消防署を撮影したところで、この日の撮影は終了。
和歌山インターから2時間ほどで神戸へと帰って参りました。
あれ、なんか今回の記事はあまり面白い要素もなく淡々とご紹介してしまった様な(汗)
また次の更新では何かしらご紹介できるかもしれませんので、またご期待ください。
あ、そうそう、どうも水上署に専任の指揮隊が出来たっぽい雰囲気があります。
専用の指揮車は配備されていないようですが、水上70というコールサインを確認しています。
もしかしたら水上1か水上5、神消2あたりが水上管内では水上指揮隊車扱いになるのかも?
まだ調べたわけではないので何とも言えませんが、何かご存知の方は教えてやってください。
そしてもう一つ。
神戸市入札結果に以下のものを確認しています。
はしご車50m級って・・・西18は30m級に更新されるかもって話だったんだけどなぁ。
西区も確かに高層ビルあるけど、それより北本署への小型梯子車配備の話はどうなったのか(笑)
どんどん後回しにされて、未だに使いづらいデッキ型高所活動車を使わされる北署かわいそすぎるw
【入札結果】
化学車 西14と東灘13は確実でしょう。
50m級はしご車 たぶん中央18と同じ様な物になるでしょうね。
救急車積載備品 金額的に長田95+αだろうか?
デジタル無線受令機 消防団についにデジタル受令機が!
いやぁ、今年も新車が楽しみな時期になってきましたね。
総務省消防庁からの貸与車両も楽しみです。
おっと、長くなりすぎましたね。
ではではこの辺で。またの更新をお楽しみに!