神戸市消防局 情報写真館 管理人ブログ

神戸市消防局情報写真館の管理人ブログです。 新HP「神戸市消防局情報写真館」も、略称は今まで通り「神消写真館」です。

えーっと・・・はい、ごめんなさい。
お待たせしすぎました。申し訳ありません。
言い訳をしても仕方がないので(汗)
本当に申し訳ありませんでした。


さて・・・1ヶ月半ほど経ってしまった訳ですが、その間にも色々ありまして。
ハッキリ言いまして、「ほとんど覚えてない」です(おいw
とりあえず覚えてる分を箇条書きにしてみます。

・10月17日、神戸空港の「空の日イベント」にて、空港消防を取材してきました。
・その帰りに、水上消防署にて水上30と長田30による「夜間潜水訓練」を撮影。
 ウェットスーツが新しくなっていました。
・神戸市役所にて50m級梯子車の仕様書の公開を申請し、2週間後ぐらいに受領してきました。
 車両は予想通り中央18ですが、詳細は記載できません。イメージとしては、四日市市の梯子車と同じ感じです。
・10月15日分の入札結果に、小型ポンプ車、CAFS付小型タンク車、査察広報車を確認しました。

そして先日、兵庫県広域防災センターで行われた「平成22年度 神戸市消防局 消防総合錬成会」を見てきました。
詳細を書くと非常に長くなりますので割愛させて頂きますが、昨年同様なかなか良かったですね。
車両待機場所には本当に多くの隊員さんが集まっておられました。私がカメラを向けると敬礼して下さったり(驚)
他にも以前お世話になった隊員さんや、お顔を知っている隊員さんも何人か居られました。

それにしても、今年は昨年みたいに寒くなかったのが幸いでした。前回は手も身体も震えて大変でしたからね。
見学場所は相変わらず遠く、活動箇所も複数で分散しているため、非常に撮影し辛かったですが(苦笑)
去年と違う点と言えば、レインコートの色が水色から黄色になっていました。こっちの方がかなりカッコイイ!
でも背中には防火服と同じデザインの「KOBE 神戸市消防局」の文字が。うーん、これは要らなかった様な(笑)
あと、指揮隊のしころが、東灘だったら今までの「東灘」から「東灘指揮」に変わっていました。
中隊長、指揮隊長、指揮隊員共に「○○指揮」に変更され、北神中隊長も「北神指揮」になっていました。

そういえば、この日は何度か隊員さんの方から話しかけて頂きまして、なんとその中には本部指揮隊の方も。
その方には、「この前の長田の工場火災で、神消2、22に加えて神消26が出動してたのが不思議だと
ブログに書いていたけど、あれは神消26には排煙機を積んでるからなんだよ。そういう運用もあるんだよ。」
と、教えて頂きました。いきなり話しかけられたので内心とてもビックリしていたのですが、とても良いお方でした。
当日は現地にて西95さんとお会いして撮影していたのですが、途中で細腕奮闘記のytikさんに話しかけて頂きました。
実はその前から「あの人はもしかしたら細腕奮闘記の管理人さんじゃないですかね?」と話していたのですが(笑)
あと、以前から掲示板に書き込みして頂いている1191様からも事前にメールフォームからメールを頂いており、
当日の格好を教えて頂いていたのですが、撮影でお忙しいご様子でしたので、お声かけは控えさせて頂きました。
他に会ったと言えば、何故か芦屋市消防本部の救助隊員さんがいらっしゃいました。見学でしょうかね?

訓練終了後は、通用門と付近交差点にて車両の出待ちへ。
そそくさと帰って行ってしまった車両は撮り損ねましたが、残りの車両は無事撮影出来ました。
それもまた嬉しい事ばかりでして・・・
例えば、隊長席の窓から「消防官になれるよう頑張れよ」とお声かけ頂いたり、クラクションを鳴らして頂いたり、
赤色灯を点けて頂いたり、はたまたモーターサイレンを踏んで下さったり。とっても感動的な時間でした。
本当に、ありがとうございました。(神消22の流し撮りに失敗したのが本当に悔しい。。。)

と言うのが土曜日の話。
ここから先は、以前から話題に出ている「レスキューロボット」の話を書きたいと思います。
(「え?これまだ続くの?」と思った方は大正解。でも、もう少しお付き合い下さい。)


今年の9月1日付けて神戸市消防局に貸与されたレスキューロボット「UMRS2009」
これは国際レスキューシステム研究機構(IRS)から「実践配備に向けた改良改善」を目的に貸与された物で、
昨年度の「救助資機材の高度化等検討会」にて特別高度救助隊や高度救助隊は地域実情に応じて、
検知型遠隔探査装置を備えるように省令改正がなされた事がきっかけとなっています。
「検知型」とあるだけあって、東京消防のロボキューの様に直接的に人命救助が行える訳ではありません。
本体には温度センサーやCO2センサー、可燃物センサー等が内蔵されていて、操作卓にて確認する事が出来ます。
また、本体上部が平面なため後付けでの各種機器の搭載が可能となり、オプションでドア開放装置等が用意されています。
大きさは人間が背中に背負える程度でありながら、重量は23kgと軽量。40kgまでの物が積載でき、
専用の装置を取り付ければ22kgまでの物が牽引できます。最高速度は時速5km、45度の角度までなら登ることが出来ます。

とまぁ、見た感じでは「お、使えそうかな?」と言う感じですが、遠隔操作出来る距離は数百メートル。
建物の中や地下などでは50mも届かないのが現状だそうです。この点について開発者の方に伺ったところ、
「現段階では無線操縦用の電波の使用許可が下りず、やむを得ず無線LAN用の電波を用いている為」だそうです。
この点はまだまだ改良が必要だと仰っておられました。
また、「防爆性」についても伺いましたが、「ある程度の防爆性はあるものの、完全に防爆仕様ではない。」
との事で、可燃性ガスが充満している様な場所での使用を想定すると、こちらもまだ改良する必要がある様です。
走破性や堅牢性の面ではなかなかの物だそうですが、それでも改良の余地はまだまだあるようですね。

そして、ここからは皆さんが思われているであろう事。「で、実際現場で使えるの?」と言う点を。
・・・ハッキリと言いまして、現段階で現場で使用出来るレベルの物かと言えば、「そうではない」ようです。
実際、仮に電波が500m届くようになっても、BC(生物・化学)災害であれば陽圧服を着ていればほぼ無敵であるし、
さっさと進入&検知を行い、漏洩防止&救出活動を行ってしまった方が、要救助者の為にもなります。
N(放射能)災害であれば少しは話が別なのかも知れませんが、現段階では人間が活動した方が早いし確実です。
可燃性ガスが充満していて爆発の危険があるとなれば、これまた話が別かもしれません。
ですが、やはり本当に完璧な防爆性が無ければ、そんな所に電子機器を放り込む訳にはいかないでしょう。

しかし!ここで勘違いしてはいけないのが、今回の貸与目的は、
あくまで「試験的に使ってもらって、改善点を見つける事」です。
今、水上消防署の水上30小隊が定期的にロボットの性能検証を行っています。
この検証の結果が、この先のロボット開発に生かされ、この先もっと高性能なレスキューロボットが出来た際に、
一人でも多くの人の命を救ってくれる事を願いたいと思います。




それでは、神戸空港消防隊・夜間潜水訓練・レスキューロボット・錬成会の模様を一気にどうぞ!
たぶん結構な枚数だと思いますので、どうぞごゆっくりご覧下さい。
(ちなみに、私は基本的にトリミングはしない主義ですので、被写体が小さく映っている場合はご了承下さい。)


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あ、そうそう!西95さんから、「防災センターに海水システム車が届いたらしい」との情報を頂きました。
どうやら配備先は防災センターではないそうですよ?気になりますねぇ。近いうちに取材してきますね!
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神消北33

Author:神消北33
神戸市消防局を中心に、消防車の撮影をしています。

今は管理人ブログとして運用しています。

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当HPは私神消(しんしょう)北33が、個人的趣味で運営している神戸市消防局情報写真館の管理人ブログであり、神戸市消防局様とは一切関係のない非公式ブログです。

名前の「神消北33」は、家の近くの北神分署の救助工作車の車体番号からつけさせて頂きました。あくまでH.Nとして使用しているだけですので、実際の北33とは一切関係ありません。

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